アートメイクの手彫りと機械(マシン)彫りの違いについて詳しくご紹介します。
手彫りと機械彫りそれぞれのメリットやデメリットをお知らせしつつ、どちらがあなたにおすすめなのかにも触れていきます。
また眉におすすめの最新アートメイクや手彫りで失敗しないためのヒントも。
この記事を読めば、アートメイクで自然な眉毛を手に入れる方法を知れますよ。
アートメイクの手彫りと機械彫りの特徴は?
まずはアートメイクの「手彫り」と「機械彫り」について、それぞれの特徴を簡単に見てみましょう。
種類 | 特徴 |
手彫り | 1針1針を手で彫る技法 |
機械彫り | 専用のマシンで一定間隔で彫る |
手彫りと機械彫りそれぞれの施術方法について、さらに詳しくご紹介していきます。
手彫りの特徴
アートメイクの手彫りには、先端に針のついたペン型の器具を使用します。
器具に付け替える針は使い捨てとなっており、衛生面で安心感があります。
ただし手で彫るため、施術者の技術が大きく関わってくるのも特徴です。
機械彫りの特徴
機械彫りには、アートメイク専用のマシンを用います。
機械なので、規則的に一定間隔、一定のスピードで施術を行えるのが特徴です。
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手彫りと機械の特徴がわかったところで、次にメリット・デメリットに絡めて、それぞれの施術法の手軽さや見栄え・出来栄えなどについて触れていきます。
手彫りのメリット・デメリット
アートメイクの手彫りのメリットやデメリットについてご紹介します。
それでは手彫りのメリットとデメリットをそれぞれ詳しく見てみましょう。
手彫りのメリットは自然な立体感
アートメイクの手彫りは1針1針彫っていくため、自然で立体感のある仕上がりとなります。
1本1本の毛並み(ストローク)が描け、自眉毛とあまり差もありません。
アートメイクを手彫りで行えば、スッピンでも違和感がなくナチュラルな印象を目指せます。
手彫りのデメリットは痛みと時間
手彫りのアートメイクには、痛みが伴うのがデメリット。
また手で少しずつ丁寧に施術していくため、クリニックによって差はありますが、アートメイクにかかる時間は両眉だと約1時間前後。長い時間痛みに耐えなければなりません。
ただし手彫りの際には多くのクリニックで麻酔を使用できますので、長い時間の痛みに不安がある方は、麻酔についてカウンセリング時に相談しておくと安心でしょう。
機械彫りのメリット・デメリット
アートメイクの手彫りに続いて、機械彫りのメリットやデメリットも見ていきましょう。
機械彫りのメリットは痛みが軽く時間短縮
アートメイクは、手彫りに比べ機械彫りの方が深さも均一なので、痛みが軽くて済みます。
またスピードも一定なのでアートメイクにかかる時間が短いのも嬉しいポイントです。
機械彫りの場合は手彫りでかかる施術時間の約半分、30分前後での施術が可能です。
機械彫りのデメリットは少し不自然
アートメイクの機械彫りのデメリットは、塗りつぶしたような不自然な仕上がりになってしまう点です。
のぺっとした仕上がりとなってしまい、スッピンの時には違和感が出てしまうかもしれません。
ただし逆に考えると機械彫りでアートメイクを行えば、くっきりとハッキリとした強い印象を与えられるのです。
手彫りか機械彫りかどっちがおすすめ?
アートメイクの手彫りと機械彫りには、それぞれメリット・デメリットがあり、結局どっちが良いの?と迷ってしまうかもしれません。
こちらでは、手彫りがおすすめの人、機械彫りがおすすめの人をそれぞれ紹介していきますので、自分がどちらに当てはまるかチェックしてみてください。
手彫りのアートメイクがおすすめの人
・ナチュラルメイクを好む方
・アートメイクをしているとバレたくない方
・デザインにこだわりがある方
・プールや温泉、ジムなどに通う方
機械彫りのアートメイクがおすすめの人
・痛みに弱い方
・ハッキリとした印象を好む方
・アートメイク部分を強調したい方
また手彫りと機械彫りを併用できる場合もありますので、続いてご紹介します。
手彫りと機械彫りを併用した施術も有
クリニックによっては、手彫りと機械彫りの両方を行っている場合もあります。
両方を取り扱っているクリニックでは、使い分けを行ってくれますので、好みの仕上がりやデザインをしっかり伝え、手彫りか機械彫りどちらが良いかいろいろと相談してみてください。
手彫りと機械彫り両方のメリットを取り入れれば、より理想に近い仕上がりを目指せますよ。
続いて眉毛のアートメイクをお考えの方に必見の情報をお伝えしていきます。
眉毛のアートメイクなら手彫りがおすすめ
手彫りと機械彫りについてお伝えしてきましたが、眉毛のアートメイクをお考えの場合は手彫りをおすすめします。
アートメイクの手法には「3Dストローク」「4Dストローク」というものがあり、新しい手彫り技術となっています。
この3Dストロークと4Dストロークは、本物の眉毛とほぼ変わらない仕上がりが可能です。
3Dストロークって?
3Dストロークは、手彫りで1本1本描いていく手法で3Dアートメイクとも呼ばれています。
多くのクリニックが行っている手法で、眉毛の毛流れを美しく表現できます。
自然な眉毛のアートメイクに毛流れは欠かせませんので、眉毛のアートメイクには3Dもしくは続いてご紹介する4Dストロークを選択してみてください。
4Dストロークって?
4Dストローク(4Dアートメイク)は、3Dストロークよりもさらに自然な仕上がりを目指せます。
機械彫りでベースを作った後に、3Dストロークで毛並みの表現を行うアートメイクのセット手法です。
眉頭から眉尻に向かってのグラデーションも美しく表現でき、アートメイクの持ちも良くなるのが特徴ですので、3Dよりもより高い技術や自然さを求める場合には4Dを選択してみてはいかがでしょうか。
手彫りのアートメイクで失敗しないための注意点
記事の前半でも紹介した通り、手彫りのアートメイクは手で彫るため、施術者の技術が大きく関わります。
カウンセリング時には施術スタッフの経験を確認し、過去の仕上がりの写真などの提示をお願いしてみましょう。
また予めデザインを決めておくのも大切。実際にアイブロウなどで眉を描き自分の骨格や他のパーツに似合うデザインをイメージし、カウンセリング時にきちんと伝えられるようにしておくと良いでしょう。
手彫りと機械彫りの違いまとめ
アートメイクの手彫りと機械彫りには違いがあり、それぞれメリットやデメリットがありました。
自分のなりたいイメージ、求める仕上がりに合わせてベストな施術方法を選択する必要があります。
特に眉毛のアートメイクを行う場合には、毛流れを表現できる手彫りは必須です。
手彫りのデメリットである痛みを不安に思う方も多いかもしれませんが、多くのクリニックでは麻酔を使用してくれますので心配する必要はありません。
是非一度カウンセリングに行ってみて、アートメイクを検討してみてはいかがでしょうか。