アートメイクの施術を行うと腫れる可能性があります。腫れる可能性は施術部位によっても変わりますので、当記事では施術部位ごとの腫れ方についても詳しくご紹介していきます。
またアートメイクで腫れてしまった場合に、腫れのピークはいつ頃なのか、どのくらい経てば腫れが引くのかも解説していきます。
さらにアートメイクで腫れるのが不安な方に対処方法や腫れ以外に不安に思う点もお知らせしていきますので、是非最後までチェックしてみてください。
アートメイクは腫れる?
アートメイクは針を刺し色を入れていくため、皮膚を傷つけ腫れる可能性があります。
実際に施術を受けた方の中には全然腫れなかったという方もいれば、思ったよりも腫れて大変だったという方もいますので個人差があると言えます。
また腫れは施術部位にもよっても変わってきますので、続いて詳しく解説していきます。
施術部位によって腫れが違う
アートメイクの部位の中でも皮膚が薄くデリケートなリップ(唇)のアートメイクは、最も腫れが伴いやすく、たらこ唇のようになってしまう場合もあります。
またアイラインのアートメイクも腫れを伴いやすく、泣いて目をこすった翌日のように腫れる方も多いです。
眉のアートメイクに関しては腫れる可能性が低くなっていますが、稀に腫れを伴う方もいるのは覚えておきましょう。
アートメイクの腫れはどのくらいで引く?
アートメイクを行い腫れてしまう可能性があるとわかったら、その腫れがどのくらいで引くのか気になる方も多いのではないでしょうか。
腫れのピークや治まるまでの期間の目安は、以下の通りです。
・アイラインは3日目には腫れが治まってくる
・リップは1週間ほど腫れが残る場合も
腫れのピークは当日~翌日で施術部位によって腫れが治まるまでの期間は違いますので、それぞれ詳しく解説していきます。
当日から翌日にかけて腫れがピークに
施術を受けた直後は赤みなどが出ている場合が多いですが、そこまで腫れは感じないかもしれません。
しかし腫れは当日から翌日にかけてピークを迎えていきますので、翌朝起きた時に鏡を見て驚く場合もあります。
翌日にピークを迎えるとその後はだんだん腫れが治まっていきますので、アートメイクを行った翌日は予定を空けておいた方が無難でしょう。
アイラインは3日目には腫れが治まってくる
アイラインのアートメイクは腫れが伴いやすいですが、翌日に腫れのピークを迎えた後3日目には治まってくる場合が多くなります。
例えば泣いた日の翌日などに腫れていても、時間経過とともに治まってくるのと同じイメージです。
もし3日以上経過しても腫れが引かず不安に思う場合は、クリニックへ相談してみると良いでしょう。
リップは1週間ほど腫れが残る場合も
リップのアートメイクは一般的に最も腫れが伴いやすい部位なので、腫れが引くまでの時間も長くかかってしまいます。
他の部位同様に腫れのピークは翌日ですが、腫れが治まるまでは約1週間くらい必要です。
腫れなければラッキーですが腫れが出てしまうのは仕方がないので、腫れへの対策方法を続いてお知らせしていきます。
アートメイクで腫れるのが不安な方は必見
アートメイクで腫れるのが不安な方は、以下のポイントをチェックしてみてください。
・午前中や日中に施術を受けておこう
・長期休暇を利用すれば腫れても安心
・ダウンタイム中の注意事項を守ろう
・アフターケアをきちんと行おう
上記は腫れた場合の対処方法やできるだけ腫れを抑えるためのポイントとなっていますので、それぞれ詳しく解説していきます。
施術部位に合わせて隠せるものを用意
アートメイクの施術へ行く際には施術部位に合わせて、予め隠せるものを準備しておくと恥ずかしくありません。
例えばアイラインへの施術であれば、サングラスを用意しておくと良いでしょう。
またリップの場合はマスクで隠せますが、唇にマスクが当たってしまうと刺激になる場合があるので、立体的なマスクやリップが落ちにくいマスクなどを選んでおくと安心です。
午前中や日中に施術を受けておこう
アートメイクを行った後は当日~翌日にかけて腫れのピークを迎えると先ほどご紹介しました。
腫れのピークを考慮して翌日腫れを長く持ち越さないようにするためには、施術を早めの時間に済ませておくのがおすすめです。
午前中や日中までに施術を受けておけば夜にかけてピークを迎えるので、午後や夕方に施術をするよりも翌日の腫れを少しでも抑えられます。
長期休暇を利用すれば腫れても安心
アートメイクをして腫れてしまうと仕事への支障や人の目が気になりますし、中にはアートメイクをしたとバレたくないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、アートメイクをしたら腫れる可能性があるのを考慮して、長期休暇などを利用するのがおすすめです。
ただし長期休暇を利用しようと考える人は多く、予約が取れない場合も出てきますので、計画を立て早めに予約をしておくようにしましょう。
ダウンタイム中の注意事項を守ろう
アートメイクを行ってから約1週間ほどはダウンタイムとなり、注意事項がいくつかあります。
・入浴はシャワー程度で済ませる
・施術部位に触ったり刺激を与えない
・施術部位へのスキンケアやメイクを控える
・汗をかくような行為や運動を控える
上記の注意事項は施術後に説明がありますのでよく聞いておいて、気になる点があれば質問をしてみてください。
また注意事項を守れば腫れをなるべく抑えられるだけでなく、アートメイクの色持ちを良くしたり腫れ以外のトラブルも防げますので、ちゃんと守るようにしていきましょう。
アフターケアをきちんと行おう
アートメイク施術後にはクリニックから軟膏などを貰えますので、指示に従い使用するようにしましょう。
施術部位をほったらかしにしたり、かさぶたを無理に剥がすような行為は避けてください。
また市販の軟膏などの使用も控え、必ずアートメイクを行ったクリニックで貰ったものを使用するようにしてください。
アートメイクで腫れる以外に心配な点
アートメイクでは腫れる以外にも以下のような点が心配な方も多いのではないでしょうか。
・肌への負担
・肌荒れや肌トラブル
・敏感肌でも問題ないか
・アレルギーでも大丈夫か
腫れる以外にも痛みや肌へのさまざまな影響は気になるところです。また敏感肌やアレルギーがある場合に、アートメイクが受けられるのか疑問に思う方もいるでしょう。
それぞれ心配に思う点を続いて詳しく解説していきます。
アートメイクは痛いの?
アートメイクの施術は皮膚に針を刺すので痛みは伴うものです。
眉は比較的痛みを感じにくく、アイラインやリップは痛みを感じやすくなっており、腫れ同様施術部位によって差があります。
しかし施術時には麻酔を使用して行うので痛みは緩和されますし、痛みが出る場合には麻酔の追加もしてくれるので心配しすぎる必要はありません。
>>アートメイクの痛みについてもっと詳しく知りたい方はコチラ
皮膚に悪い影響や肌への負担はない?
アートメイクは皮膚に傷をつけるものなので、肌への負担はかかってしまいます。
しかしアートメイクは医療行為ですので、医学的な観点から多くのクリニックが肌への負担を最小限に抑えられるように施術を行ってくれます。
無資格でアートメイクを行っているサロンでは肌への負担が過剰にかかってしまう可能性もあるので、必ずクリニックを選び、肌への負担が少ないアートメイクを受けるようにしていきましょう。
肌荒れや肌トラブルはある?
アートメイクの施術後は、施術部位に徐々にかさぶたができ約1週間ほどで自然と剥がれ、傷口が治っていきます。
この時に赤みやかゆみをいった肌トラブルを感じる場合もありますが、クリニックでもらった軟膏などでケアしたり冷やしたりすれば治まってくるでしょう。
もし強い赤みやかゆみが出てしまい、なかなか引かない場合は、施術を受けたクリニックに相談すればすぐに対処してくれるので安心です。
敏感肌だけど施術できる?
敏感肌やアトピー性皮膚炎の場合、アートメイクの施術前にはパッチテストを受けておくのがおすすめです。
パッチテストは希望すれば実施してくれるクリニックが多いので、事前にパッチテストを行いたい旨を伝えるようにしましょう。
また敏感肌やアトピー性皮膚炎の場合、普段使用するメイクが肌への刺激になっている場合もあるので、アートメイクをした方が肌への負担が少なくなるというメリットも期待できます。
アレルギーがあっても大丈夫?
敏感肌と同様アレルギーがある場合には予めパッチテストをして、反応がでないか確かめるようにしましょう。
金属アレルギーやゴムアレルギー、薬物アレルギーなど、施術にはさまざまな道具や色素などを使用しますので何かしらアレルギーがある場合には注意が必要です。
また花粉症の方も注意が必要で涙やくしゃみがアートメイクの施術の妨げになる場合がありますので、症状が出ている期間は避けて予約をするのがおすすめです。
アートメイクは腫れるのかまとめ
アートメイクの施術後は腫れる可能性があり、施術部位によって腫れ方には差があります。
腫れが引くまでの期間も施術部位によって異なりますが、腫れのピークは当日~翌日にかけてです。
アートメイクの腫れが心配な方は、当記事でご紹介した対処方法や腫れをなるべく抑えるポイントを参考にしてみてください。
予め準備や心構えができていれば、アートメイクの施術後に腫れてしまっても焦らず落ち着いて過ごせます。
まずはカウンセリングに行ってみて、不安な点や疑問があれば何でも相談してみてくださいね。