アートメイクの持ちについて、持続期間がどれくらいなのかや、持ちを良くする方法をご紹介していきます。
またアートメイクは美しい仕上がりをキープしていくためにも、リタッチやメンテナンスが必要です。
当記事を読めばアートメイクをした後に少しでも長く色持ちさせたり、常に自信の持てる素顔を保てるようになりますので、是非最後までチェックしてみてください。
アートメイクの持ちや持続効果はいつまで?
アートメイクは一度行えば、一生持つものではありません。
ではアートメイクがどれくらいの期間持続するのか、また時間が経つとどのように変化していくのかを詳しく解説していきます。
汗や洗顔で取れたりしない?持続期間の目安
アートメイクはメイクのように汗や洗顔などでは落ちません。
アートメイクの施術を行い色素が定着すれば、持続期間の目安は約2~3年となります。
ただし一生色持ちするものではないので、定期的にリタッチが必要であるのは覚えておきましょう。
時間が経つと薄くなり色の変化もある
アートメイクは時間が経つと、色が徐々に薄れていくイメージです。
アートメイクの施術を実際に受けた人の中には、以下のように色持ちが目安よりも長い方もいらっしゃいます。
ゆーさん
眉のアートメイクはどれくらいもちますか??
ベストアンサーに選ばれた回答
mar********さん
アートメイク、眉、アイライン上下やって今8年9年たちますけどまだ残ってますよ〜
目のアイライン上下はくっきり入っていて全然落ちる気配がないw
眉は茶色で入れたので若干薄くなってるかなー?て感じです。
引用:Yahoo!JAPAN知恵袋https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13176868068
上記のように8~9年経って若干薄くなってきたのを感じているくらいの方もいらっしゃいますので、色持ちには個人差があると覚えておきましょう。
タトゥーのように半永久的に持たずに消える理由
アートメイクと違い、タトゥー(刺青)は一度入れると半永久的に色持ちします。
アートメイクとタトゥーでは、なぜ持続期間に差が生じるのかというと、両方共針で色素を入れるという点は同じですが、色素を入れる深さに違いがあるからです。
タトゥーは皮膚の深い位置にある真皮に色素を入れていくのに対し、アートメイクは皮膚の表面に近い表皮に色素を入れるため、新陳代謝と共に色が薄くなっていくという特徴があります。
>>アートメイクとタトゥー(刺青)の違いについて詳しく知りたい方はコチラ
持ちを悪くする原因は?持続期間に個人差あり
アートメイクの持続期間の個人差について、こちらではさらに深堀りして解説していきます。
アートメイクの持ちを悪くしてしまう原因には、以下の3つのポイントが関わっています。
・ピーリング化粧品をよく使用する人
・施術後1週間の注意事項が守れない人
それでは上記の持ちを悪くする原因について、それぞれ詳しくご紹介していきます。
ターンオーバー(新陳代謝)が早い人
肌にはターンオーバー(新陳代謝)という機能が元々備わっていますが、このターンオーバーが早い人はアートメイクの持ちが悪くなる場合があります。
肌は新しい細胞へと生まれ変わりを繰り返しています。肌の表面にある表皮という部分は、一番表面に近い層から角質層・有棘層・顆粒層・基底層に分かれています。表皮の一番下の基底層で新しく生まれた細胞は通常約28日間をかけて、角質層までだんだんと押し上げられます。そして肌表面まで押し上げられた細胞は、垢となって剥がれ落ち新しい細胞へと生まれ変わっていくのです。
上記のターンオーバーの周期は通常約28日間となりますが、人によってこの周期が早い方もいらっしゃいます。
アートメイクはターンオーバーが行われている表皮に色素を入れるため、ターンオーバーが早い人は色素が抜けていくのも早くなる可能性が高いというわけです。
ピーリング化粧品をよく使用する人
ピーリング化粧品には古い角質を取り除く効果があり、肌のざらつきがなくなってツルスベ肌になるので愛用している方も多いのではないでしょうか。
しかし肌は古い角質が取り除かれると、新しい細胞を作ろうと活性化してしまう可能性があります。
先ほどご紹介したターンオーバーを早めてしまう原因ともなり、アートメイクの持ちに影響する場合があるので注意が必要です。
施術後1週間の注意事項が守れない人
アートメイクの施術後1週間ほどはダウンタイムが必要となり、このダウンタイム中には以下のような注意事項があります。
・触らない
・刺激を与えない など
アートメイクの施術時にクリニックからダウンタイム中の過ごし方について説明がありますが、クリニックからの指示を守れないとアートメイクの持ちにも影響してしまう可能性が高くなります。
続いてアートメイクの持ちを良くする方法もお伝えしていきますので、注意点をチェックしてみてください。
アートメイクの持ちを良くするには?
アートメイクの持ちを良くする方法には以下の3つのポイントがあります。
・過度なピーリングでの色素の排出を防ぐ
・肌荒れやケガを起こさないように注意する
上記の注意点を守るとアートメイクの持ちをより良くできますので、それぞれ詳しくご紹介していきます。
洗顔やクレンジングを控え1週間は触れない
ダウンタイム中の過ごし方として前述しましたが、アートメイクの施術部位を濡らしたり触ったりなど、刺激を与えるような行為は避けた方が色持ちが良くなります。
特にデイリーケアとして行う洗顔やクレンジングは、施術後約1週間は施術部位を避けて行うなど注意をしてください。
過度なピーリングでの色素の排出を防ぐ
ピーリング化粧品の使用は、必要以上に行わないようにしましょう。
またピーリング化粧品を使用する場合には施術部位を避けて行うようにするのがおすすめです。
肌荒れやケガを起こさないように注意する
施術部位の肌荒れやケガにも注意を払いましょう。肌荒れやケガをしてしまうと、肌は皮膚を修復しようとするためターンオーバーを早めてしまう原因となってしまう場合もあります。
また傷が深くなると、傷を負った箇所のみアートメイクが消えてしまう可能性もあります。
アートメイクが薄くなってきたらリタッチが必要
アートメイクの持ちを良くするように気をつけていても、だんだんと薄くなってしまうのは仕方ありません。
そこで薄くなってきた時には、再度アートメイクを行う必要がありますので、アートメイクのメンテナンスについて詳しく解説をしていきます。
アートメイクのメンテナンス期間の目安
アートメイクのメンテナンス期間の目安は約1~2年となっており、施術後1~2年ごとにリタッチを行うのがおすすめです。
ただし前述した通り色持ちには個人差がありますので、まずは薄くなってきたなと感じたらクリニックに足を運ぶようにしてみてください。
アートメイクは定期的なメンテナンスに行こう
アートメイクは定期的なメンテナンスが行えれば、常に美しい仕上がりをキープできます。
アートメイクの施術を受けたクリニックでメンテナンスも行えば、通常価格より安く施術を受けられる場合もありますので、クリニックで確認してみてください。
アートメイクの持ちについてまとめ
アートメイクの持続期間の目安は約2~3年となっており、色持ちには個人差もあるのがおわかりいただけたのではないでしょうか。
アートメイクの持ちを良くするためのポイントを今一度確認して、アートメイクを長期間キープできるようにしていきましょう。
またアートメイクが薄くなってきた場合には、ほったらかしにせず定期的にリタッチへ行くのも忘れないようにしてください。
注意事項を守りきちんとメンテナンスを行って、常に自信の持てる素顔を手に入れましょう。