アートメイクのアフターケアについて、アフターケアの方法や注意点を詳しくご紹介していきます。
当記事を読めばアフターケアの正しい方法がわかり、アフターケアの際の不安点も解決されるはずです。
アートメイクの施術部位別のアフターケア方法もお知らせしていきますので、どんなケアが必要なのかどれくらいの期間注意が必要なのかを含め各項目を確認してみてください。
アートメイク施術後のアフターケア
アートメイクの施術後には仕上がりをより良くするためにも、アフターケアをきちんと行わなければなりません。
アフターケアを疎かにすると、肌トラブルに繋がってしまう可能性があるので注意が必要です。
アートメイクの施術後のケアには、主に以下の2種類があります。
・保冷材でアイシングしてクールダウン
上記のケアについてそれぞれ詳しく解説していきます。
クリニックから貰った軟膏でケア
アートメイクの施術後には、クリニックから施術部位をケアするための軟膏や目薬などを渡されます。
クリニックの指示に従い、使用回数や塗布の仕方を守るようにしてください。
また市販薬はどのような成分が入っているのかや、施術部位に適したものかどうかわからないため、自己判断で使用しないようにしましょう。
保冷材でアイシングしてクールダウン
アートメイクの施術が終わると、保冷材で施術部位を冷やし、クールダウンをする時間が設けられています。
自宅に帰ってからも赤みや腫れが気になる場合には、冷やすのが効果的となっています。
しかし冷やしすぎや保冷剤を直接皮膚に当てたりするのは逆効果となる場合もあるので、クリニックで施術部位や自分の肌に適したクールダウン方法を確認しておくと安心です。
アートメイクのアフターケアでの注意点
アートメイクの施術後、ダウンタイム期間中のアフターケアには注意が必要です。
ダウンタイム中のアフターケアの注意点については、以下を確認してみてください。
・施術部位には触らないように気をつけよう
・施術部位を濡らさないように注意が必要
・お風呂はシャワーだけで済ませよう
・施術部位へのメイクやスキンケアは我慢しよう
・刺激の強い化粧品や薬などは避けるようにする
・過度な運動など汗をかく行為はやめておこう
・強い紫外線を浴びないように気をつけよう
・アフターケア方法は肌質によっても違いあり
・かさぶたを無理に剥がしたりしないようにする
上記の注意点を守ればアートメイクの色持ちなども良くなってきますので、それぞれ詳しく解説していきます。
肌トラブルが起こったらクリニックに相談
アートメイクの施術後に肌トラブルが出た場合には、アートメイクの施術を受けたクリニックに相談してください。
アートメイクの施術は針を刺し色素を入れるため多少の赤みや腫れは伴います。
しかし施術部位に湿疹などの肌トラブルが出る場合には、施術に使用した色素や、ケアに使用している軟膏などが肌に合っていない可能性も考えられます。
施術部位には触らないように気をつけよう
アートメイクの施術後は施術部位に傷がある状態となっているので、触るのは控えるようにしましょう。
施術部位の傷に手の雑菌が入ってしまい、炎症や化膿してしまう可能性があります。
さらに傷口を広げてしまい、きちんとアートメイクの色素が定着しない原因となってしまう場合もありますので注意しましょう。
施術部位を濡らさないように注意が必要
アートメイクの施術部位は、傷口が治るまで濡らさないようにしましょう。
アートメイクをした部位を濡らしてしまうと、色素が流れ出てしまう恐れがあります。
特に洗顔やクレンジングの際など顔を洗う時には、施術部位を避けて行ったり、軟膏を塗ってから行うなど注意してください。
お風呂はシャワーだけで済ませよう
アートメイクの施術後約1週間程度は、お風呂に入る際には湯船に浸かるのではなく、施術部位を濡らさないように気をつけながらシャワー程度で済ませましょう。
お風呂で湯船に浸かり体を温めると新陳代謝が高まり、色素の排出が促進されてしまいます。
色素の排出が促進されると色がキレイに定着せず、薄くなってしまったりムラができてしまう可能性があるので注意しましょう。
施術部位へのメイクやスキンケアは我慢しよう
施術部位へのメイクやスキンケアは、傷口が治るまではやめておきましょう。
傷口が治っていない状態でメイクやスキンケアを行うと、施術部位への刺激となり炎症を起こす原因となってしまう場合があります。
傷口が治るまでの目安は約1週間となりますが、個人差もあるのを覚えておきましょう。
刺激の強い化粧品や薬などは避けるようにする
アートメイクをした後傷口が治るまでの期間は、刺激の強い化粧品や薬を使用しないようにしましょう。
アートメイクの傷がある状態で刺激の強い化粧品や薬をつけてしまうと、激しい痛みを伴う可能性があります。
いつも使用している化粧品や薬が刺激の強いものかどうかわからない場合には、販売しているメーカーやアートメイクの施術を受けたクリニックで相談してみるのがおすすめです。
過度な運動など汗をかく行為はやめておこう
アートメイクを行ってから約1週間は、過度な運動など、汗をかく行為を行わないようにしましょう。
汗をかくと施術部位が濡れてしまいますし、汗を拭う際に施術部位をこすってしまう可能性もあります。
また汗をかくような行為は血流も良くなるため、新陳代謝を高め色素が定着しずらい原因となってしまいます。
強い紫外線を浴びないように気をつけよう
アートメイクをした後、約1週間は紫外線にも注意を払いましょう。
施術部位に強い紫外線を浴びてしまうと、アレルギーや炎症を起こしてしまう可能性があります。
紫外線を直接浴びないように、サングラスやマスクなど施術部位を隠せるものを用意しておきましょう。
アフターケア方法は肌質によっても違いあり
アフターケアの方法は、乾燥肌や脂性肌など、肌質によっても異なります。
また肌質によって色の定着のしやすさにも違いがあり、過度な脂性肌の人は色素が定着しずらい場合もあります。
肌がカサカサしていたり、べたつきやすかったりと普段自分の肌で気になっている点は、事前にカウンセリングで伝えておきましょう。
かさぶたを無理に剥がしたりしないようにする
アートメイクの傷口が治り始めるとかさぶたができてきますが、このかさぶたは自然に剥がれるのを待ちましょう。
かさぶたが剥がれ始めるとかゆみが出てくる場合もありますが、無理に剥がしたりせず我慢するようにしてください。
かさぶたを無理に剥がしてしまうと傷跡が残ってしまったり、アートメイクの仕上がりが不自然になってしまう可能性があります。
ここまでアフターケアの注意点をご紹介していきましたが、より美しい仕上がりをキープするためにも、各部位のアフターケアについて続いて詳しく解説していきます。
アートメイク各部位のアフターケアをチェック
アートメイクのアフターケアは、施術部位によって異なる点もあります。
施術部位に適したアフターケアを行えば、アートメイクの仕上がりがより美しくなります。
施術部位ごとにアフターケアの方法や注意点をご紹介していきますので参考にしてみてください。
眉のアフターケア
眉のアートメイクを行った後は、クリニックで貰った軟膏やワセリンなどを施術部位に塗布しましょう。
軟膏やワセリンの種類にもよりますが朝・昼・夜・寝る前など、クリニックの指示に従い決められた回数をきちんと使用するようにしてください。
アイラインのアフターケア
アイラインのアートメイクを行った後は、軟膏に加えて、ものもらい用の目薬などが処方される場合もありますのでクリニックの指示に従い使用してください。
アイラインの施術は腫れが伴いやすいですので、施術後自宅に帰ってからもきちんとアイシングを行うのも大切なポイントです。
またコンタクトを使用している方は、施術当日はコンタクトの使用を控え、施術の翌日から使用を再開するようにしましょう。
リップのアフターケア
リップのアートメイク後はクリニックから貰った軟膏などをきちんと使用するのはもちろん、唇への刺激に特に注意が必要です。
リップの腫れを隠す時のマスクは唇に触れないような立体的なものを選ぶようにし、飲食する際にも唇に刺激を与えないようにしましょう。
またリップのアートメイクにはヘルペスを発症するリスクがあるため、特にアフターケアに注意する必要があります。
アフターケア中にこんな症状があったらどうする?
アートメイクの施術後、アフターケアを行っている際に起こりやすい症状は以下の通りです。
・アートメイク後に腫れや赤みが出た
上記それぞれの症状について詳しく解説していきます。
アイラインの施術後に目ヤニが出る場合
アイラインのアートメイクを行った翌朝には、目ヤニが出る場合があります。
翌朝に目ヤニが出るのは通常の範囲内ですので、過度に心配する必要はありません。
ただし翌日以降も目ヤニがひどい場合や目の充血が伴っている場合には、クリニックを受診するようにしてください。
アートメイク後に腫れや赤みが出た場合
アートメイク後は腫れや赤みが出る場合もありますが、軟膏などを使用しケアを行えば治まってきます。
腫れのピークは施術の翌日となっていますので、3日目以降に徐々に腫れや赤みが治まるイメージです。
もしも3日目以降も腫れが引かない場合やどんどん腫れが強く出る場合には、クリニックを受診するようにしてください。
アートメイクのアフターケアまとめ
アートメイクのアフターケアについてケアの方法をはじめ、注意点や各部位のケアまで詳しくご紹介してきました。
アートメイクのアフターケアを正しく行えれば、色素も定着しやすく仕上がりもより満足できるものになるでしょう。
きちんとアフターケアを行いながら施術部位をこまめにチェックして、気になる点や異常がある場合にはアートメイクの施術を受けたクリニックに相談してみてください。